東南アジア全般に言えることですが、フィリピンは経済発展が進むもののまだまだ発展途上国。フィリピン留学は全般的にボーディングタイプの語学学校が多く、講義棟と宿泊する寄宿舎棟が併設されています。利便性や安全性は高い利点があるけれども、やはり生活拠点となる施設に関する点は気になるところです。
日本や欧米の建築技術では建築後一定長い期間、施設の綺麗さは保てるものの、フィリピンの建築技術ではやはり2〜3年に一度はリニューアルを兼ねたリノベーションが必要にもなります。生活拠点となる場所にしっかりこだわりたい、できる限り施設が綺麗な語学学校が良いという意見は多く頂戴いたします。
もちろん施設に比例して、少し費用が割高になることもあるけど、それほどの差でもないと感じる具合は人それぞれですが、こちらのページでは、総括して施設のグレードが他校より比較的高く、不要なストレスを感じないと意見を頂戴しております語学学校を紹介いたします。
2011年に80名規模の語学学校としてスタートしたGLC(旧IDEA CEBU)は、2022年11月にキャンパスを移転し、400名規模の日系の語学学校としては最大級の語学学校になりました。GLCの大きなビジョンは「Study & Enjoy」で、平日はしっかり英語学習に取り組み、多国籍な留学生と交流しながら、週末はセブを楽しめる環境を作っています。GLCでは、毎週アクティビティを計画しており、学内や近郊で交流をメインとしたイブニングアクティビティや、週末のデイトリップで海や島、市内観光を楽しめる1DAYアクティビティを実施しています。
Baguio JICは2006年から運営しているバギオの老舗語学学校の1つで、IELTS・ワーキングホリデー・英会話に強い学校です。バギオの中では比較的外出ができるセミスパルタ式プログラムが特徴で、Baguio JIC のキャンパス内には学生寮や食堂、ジムなどの他にスーパーマーケットもあり、徒歩圏内で生活に必要なものがほとんど揃う小さなヴィレッジのような環境です。自然に囲まれた開放的な環境も人気でストレスのない留学生活を送れます。IELTSに強く、しっかりとカリキュラムが監修されており、他校に比べてMTMのコマ数が多いのも強みの学校。また、学校で取り組んでいる24時間英語環境を作れるチャンレジャー制度を設け、登録した学生は決められた期間、英語だけを使って生活しなければいけないなど、学校で英語環境作りに力を入れています。
2007年に設立されたCIP(Clark Institute in the Philippines)は、フィリピン国内でもネイティブスピーカーが多く居住する地域クラークに位置し、マニラからも車で約2時間で、学校から約20分ほどの所にあるクラーク空港からは韓国、中国、台湾、香港などの国際線をはじめセブ、ボラカイへの国内線も充実しており、週末旅行なども手軽にたのしむことができます。 また、CIPは一般的な営利法人ではなく、財団法人としての資格があるため、今後大学までの設立が可能な機関であり、そのカリキュラムでは使用テキストが250種類以上に及びます。また、2007年に設立された校舎・寄宿舎は独自で建設されており、綺麗かつ充実した設備を持っています。
I.BREEZEはフィリピンの英語語学学校業界に新しい風を吹かそうという意味を込めて2018年12月にセブの中心地に拡張オープンしました。韓国人の校長は、元々フィリピンの学校で生徒としての留学経験があり、その後学校のマネージメントに携わりその経験を活かして学校を作られました。学校作りには自身が生徒だった視点も反映されています。2024年夏に新校舎を新たに完成させ現在は300人規模の学校に拡張しました。また、キャンパスは学校名の由来通り、キャンパスの外のテラスでは心地よい風が吹き、シティーの中だがリゾートであるかの様な感覚を感じさせるキャンパスは学校のコンセプトになっています。
2003年に設立されたCIAは、数ある語学学校の中で常に満室状況が続く大人気でセブを代表する語学学校です。2022年にセブマクタン島に語学学校を超越したリゾートホテルクラスのセブ最大級のキャンパスを開校して、プールやフィットネスジム、カラオケルームなどの学校設備も充実しており、常に進化を続けています。日本や韓国、台湾、中東などから多国籍な留学生が集まるCIAの学習プログラムは人気のセミスパルタ式プログラムで、授業レッスンに加えて、毎日の単語テストや義務自習の時間が設けられており、キャンパス内で指定時間に母国語禁止ルール(EOP)を徹底しています。
セブブルーオーシャンアカデミーは、マクタン島に位置するリゾートタイプのキャンパスを持つ韓国資本の語学学校です。テストや義務自習はありませんが、欠席すると自習が必要になるなど、適度な厳しさを保つセミスパルタタイプの語学学校で、中規模の語学学校で生徒数のバランスも良い学校環境です。コースも一般英語からテスト対策、親子留学向けのコースまで対応しており、幅広いお客様のニーズに応えることができます。キャンパス・滞在先のすぐ近くに海があり、シービューのお部屋からはカーテンを開けると目の前に綺麗な海が広がります。
B'Cebuはフィリピンの教育都市・バギオに3キャンパスあるAPI BECIのセブキャンパスとなっております。「スピーキングに強い語学学校」として評価を高めており、短期留学の方も効率よく英語を学んでいただくことができます。また毎朝8時から講師トレーニングの時間を設けており、レッスンの質にも定評があります。また最大収容人数600名となっており、一人部屋もたくさんご用意しております。またプライベートの時間も充実してもらえるよう、門限については平日23時に設定をしております。校内にはカフェ・ランドリー・売店があり、今後はレストランもオープン予定です。校内1階では飲酒も可能となっているため、大人の方も息抜きができ、ご満足いただける施設です!