フィリピン観光スポット

Tour Spot

\一度来ただけではわからない/
フィリピンには魅力が満載

2024年絶対行くべきフィリピン観光スポット12

日本から海外へ留学する人の人数統計でフィリピンは近年脅威的に伸ばし続け、2017年にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスに次ぐ5位となりました。また日本からの観光客数も2018年には50万人を超える人気の国となっています。フィリピンは7,107の島々からなる島国で、それぞれの島やエリアで異なる文化や歴史を持ち、特徴的な都市形成を行なっています。一度来ただけでは、フィリピンの魅力は伝わり切らない、、、。そんなフィリピンの魅力の観光スポット12選をご紹介します。

セブマクタン島

世界中から観光客が集まるフィリピンを代表するリゾート地セブマクタン島

セブにあるマクタン島(Mactan)は日本人観光客も多く訪れるフィリピンを代表する観光地で、フィリピンの第二の都市であるセブから橋を隔てて、わずか30分ほどの距離にあります。シャングリラ、デュシタニ、シェラトンなどの世界的にも有名なリゾートホテルチェーンが多く立ち並んでいます。各ホテルにはプライベートビーチを備えているところも多くあり、週末になると世界からの観光客だけでなく、ローカルの観光客も多く訪れており、まさに非日常空間と時間を過ごせる場所です。

マクタン島からは、ナルスアン、パンダノン、ヒルトゥガン、カオハガンなど未開の島へアイランドホッピングに向かうこともでき、その周辺の海は、珊瑚に囲まれたコバルトブルーの透き通った海でシュノーケリングやダイビングを楽しむこともできます。

ボホール島

セブからも近く、海や山などの自然が多く残るボホール島でのアクティビティは絶対体験するべき!

セブ島の南東部にあり、高速フェリーで行けるフィリピンで10番目に大きな島「ボホール島(Bohol)」はセブ留学する留学生の方には必須の観光スポットです。島の中央部にある30〜50メートルの小さな丘がポコポコとある「チョコレートヒルズ」や、このボホール島にだけ生息する手のひらサイズの絶滅危惧種に指定されている世界で一番小さな猿「ターシャ」などは必見のスポットです。

フィリピンでもトップクラスのダイビングスポットとしても有名で、「神の小さな楽園」と呼ばれています。また広大な海に囲まれているためセブ本島よりも自然に恵まれた透明の海でマリーンスポーツを楽しめるほか、ジップラインやロッククライミングなどの自然のアクティビティも多数あります。

シヌログ祭り

毎年1月に開催されるフィリピン最大級の参加型イベント「シヌログ」祭りは必見!

シヌログ祭り(Sinulog Festival)は毎年1月中頃に開催されるセブ島の一大フェスティバルでもあり、国民行事でもあります。世界中から約300万人の人が観覧や参加のためにセブに来訪すると言われていますので、この時期の街は非常に混み合います。

シヌログ祭りはおおよそ1週間の期間で開催され、毎年1月の第3金曜日〜日曜日の3日間が祭りのクライマックスとなります。

・第3金曜日:クィーンコンテスト
・第3土曜日:海上パレード
・第3日曜日:グランドフィナーレ

祭りのメインはカラフルな衣装を纏った人々が通りを封鎖して、パレードを行います。この時期にはシヌログ専用のTシャツも販売されており、見物客の皆さんも各々に体中にペイントを行なって、祭りを盛り上げます。

マゼランクロス

フィリピンにキリスト教が広がった原点となる十字架

1521年、キリスト教布教のためにセブ島を訪れた冒険家マゼランが建てたとされる木造の十字架で、フマボン王とファナ王女、400人の臣下がフィリピンで初めてキリスト教の洗礼を受けた場所と言われています。この十字架が万病に効くなどのご利益があると信じた教徒が十字架を削り取るようになったことから、十字架を防ぐ目的で1834年に八角堂が作られ、天井には当時の洗礼の儀式の様子を描いた絵画が一面に描かれています。

オスロブ

ジンベイザメと一緒に泳ごう!セブの新スポットオスロブツアー

セブ市内からバスで約3時間、セブ島の南東に位置する小さな港町「オスロブ(Oslob)」。ここ数年で人気の観光地となったセブの新スポット。オスロブの観光の目玉は野生のジンベイザメの見学で、何よりシュノーケリングをしながら見ることができるのが何よりの魅力です。小さなボートに乗って、ジンベイザメの近くに着いたらシュノーケリング、もしくはボート上から餌付けを見学することもできます。野生のジンベイザメの「餌付け」に成功したのは世界中でも「オスロブ」だけと言われています。

また周辺の観光スポットには、セブ最大の滝壺を持つ秘境で、「世界の美しい滝100選」にも選ばれた「カワサンフォール(Kawasan Falls)」や、24ヘクタールほどの小さな島でフィリピンの海洋保護区ともなっている「スミロン島(Sumilon Island)」などがあり、ジンベイザメツアーとセットで楽しめます。

カランガマン島

細長いサンドバーとエメラルドグリーンの透明度抜群の海を持つ秘境「カランガマン島」

カランガマン島(Kalanggaman Island)はフィリピンのレイテ州・パロンポン市にあり、全長753m、総面積6.8ヘクタールの小さな島で、電気も水道もない無人島です。アクセスは抜群に不便ではありますが、エメラルドグリーンの透き通った海にぽっかりと長い細道のように浮かぶサンドバーが最大の魅力です。ここに来て写真を撮るだけで最高にフォトジェニックな思い出の写真を撮ることもできます。ただ、このサンドバーの周辺は流れが早いため遊泳は禁止されています。島内にはサンドバーだけでなく、ツリーハウスやモニュメントなどもあり、写真撮影や、ビーチでまったりでき、時間を忘れてリラックスできるオススメの観光スポットです。

イントラムロス

フィリピン統治の歴史を物語る旧城壁都市イントラムロス

フィリピンの歴史を垣間見れるマニラ最古の旧城壁都市で、16世紀のスペイン統治時代に作られた都市イントラムロス(Intramuros)です。400年経った今でも、石造りの建物や教会などの16世紀当時の面影を見ることができ、まるでその空間は時空を超えてタイムスリップした感覚になります。周辺には、マニラで唯一世界遺産に登録された「サンアグスチン教会(San Agustin Church)」があり、1600年ごろに建築されたフィリピン初のスペインの建築様式の教会で、石造りの教会としては、フィリピン最古の教会と言われています。教会の中に入るとバロック調のデザインの祭壇や壁画などを見ることができます。

上記の写真は、同じくイントラムロスの中にあり、サンチャゴ要塞跡(Fort Santiago)で、スペインやアメリカがフィリピンを統治していた頃に重要な軍事的役割として利用され、以降の第2次世界大戦の時には日本軍の統治下で処刑場など使用され、フィリピンの統治の歴史を物語る場所でもあります。城門内には「リサール記念館」があり、英雄ホセ・リサールが使用した机や服、当時に描かれた絵画などが展示されています。

マカティ & グローバルシティ

フィリピン経済中心地はまるで近未来都市?!治安も良好なシティスポット!

フィリピンの首都メトロマニラのビジネス街で経済の中心となるのが「マカティ」です。飛行機が空港に着陸する間際に、緑や海、平坦な街並みの中に高層ビル群が突出して見ることができます。マカティには、フィリピンを代表する銀行や金融サービス、政府機関をはじめ、世界的な金融企業やIT企業も進出する地域です。マカティの中心部にはグリーンベルトと言われるマンモスショッピングモールがあり、高級ブティックはもちろん、庶民向けのスーパーマーケットやレストラン、バーなどが数え切れないくらい入居しています。初めて行く場合は間違いなく迷子になる空間規模です。モール周辺には高級ホテルも立ち並び、もはや東京が比ではないフィリピン経済発展の凄まじさを感じ取れるエリアです。

また近年では、「BGC(フォート・ボニファシオ・グローバル・シティ)」というフィリピン軍の駐屯地を再開発したエリアがあり、そこには世界的な金融企業から外資系企業、高級ホテルに高級レジデンスが軒を連ねており、まるでマニラの近未来都市を想像させます。マニラといえば、治安を心配される方もいらっしゃいますが、マカティもBGCも比較的治安が良いエリアとなっています。

ビガン歴史都市

街の一画が世界遺産に登録されたタイムスリップの街「ビガン歴史都市」で散策

16世紀のスペイン統治時代の面影を色濃く残す美しい街並みの「ビガン歴史都市(Vigan)」は1999年に街の一画が世界遺産に登録されました。ビガンは、ルソン島のマニラ北部の約400kmにある都市で、16世紀からのスペイン統治下で商業や貿易の中心となり発展しました。石畳の「クリソロゴ通り」ではカレッサと呼ばれる二輪馬車が走っており、まるでタイムスリップをしたような空間に圧倒されます。

通りには、骨董品などのお土産店が並んでいますので、ゆっくりとショッピングをしながらバハイ・ナ・バト(石造りの家)を眺めて、街を散策してみましょう。

ヒドゥンバレー・スプリング

フィリピンに温泉?天然の温泉プールがマニラから日帰りで楽しめる?!

ヒドゥンバレー・スプリング(Hidden Valley Spring)はフィリピン首都のマニラから約2時間半程度で行くことのできる天然の温泉プールです。木が生い茂るジャングルのような空間の中にあり、入場料を払って入ることができます。天然温泉ではありますが、プールなので水着の着用は必須です。いくつかの種類のプールがあり、それぞれ温水の温度も変わりますので、色々と試して見るのも楽しみの一つです。個人で行くことは移動も考えると少しハードルが高いので、現地のツアーなどを通して行くことをお勧めします。

現地ツアーを通すとそのほとんどが昼食付きになっており、プールの中休みにフィリピン料理を味わうこともでき、別料金ですが、この辺りの名産でもあるホットチョコレートも味わってみてはいかがでしょうか。

コルディリェーラの棚田群

天国へ続く階段と言われる世界最大級のコルディリエーラ棚田群

コルディリェーラの棚田群はフィリピンのルソン島北部にあり、コルディリェーラ山脈の標高1,000mから2,000mの急斜面全体が棚田になっており、まるで天に届くかのようなその光景から「天国への階段」と呼ばれ、2万ヘクタールにも及ぶ棚田の規模は世界最大と言われています。棚田のあぜをつなぎ合わせると2万㎞あり、地球を半周するほどの長さになるとも言われる点からもその規模の大きさを知ることができます。1995年には世界遺産にも登録され、多くの観光客が訪れる場所になりました。しかし、近代化の波は棚田にも影響し、後継者不足や生活の変化により棚田の荒廃が始まり、その管理も行き届かなくなってしまいました。2001年からは、日本を含む国内外の支援団体により、棚田の保全活動が行われ、現在は荒廃危機を脱しています。

エル・ニド

世界から観光客が訪れるフィリピン最後の秘境で手付かずの自然が残るネイチャーリゾート

フィリピン最後の秘境と呼ばれる手付かずの自然が残るネイチャーリゾート地パラワン。青く輝くパラワンの海はフィリピンの中でも随一の透明度を誇る美しい海です。

エルニドは、パラワン島の北部にあり、その海域に浮かぶ50の島々からなります。この島々の全てが無人島でそのほとんどが大理石でできた島で、500メートルを超える岩山が海を囲うように聳え立っています。その島々にある天然ビーチのほとんどが白砂でエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く海とのコントラストとその横に聳え立つ岩山の景観が唯一無二の景観が最後の秘境であるネイチャーリゾートを作り出しています。エルニドを一度訪れると多くの人がリピーターとなると言われるほどの圧巻的空間です。時間があるなら是非一度は訪れるべきフィリピンの秘境です。