フィリピンの通貨物価

Currency & Cost

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フィリピンの通貨

フィリピンの通貨はフィリピン・ペソが使用されています。主な紙幣や硬貨については下記のようになります。

単位:フィリピン・ペソ(Php)。*補助通貨はセンタボ(¢)
紙幣:Php1,000、500、200、200、100、50、20。
硬貨:Php10、5、1、¢50、25、10、5、1。

フィリピン・ペソと日本円の為替レートは1ペソ=2.3〜2.8円ほどです。
為替レートは日によって変動します。各銀行のウェブサイトなどで確認が可能です。

三菱UFJ銀行 外国為替相場一覧表(平日午前10時ごろ更新)

フィリピンペソ両替はどこでしますか。

日本出発時の国内空港で両替する。

日本を出国する際に、日本の空港でフィリピンペソへの両替が可能です。全ての両替所で可能とは限りませんので、事前に出発される空港ページにて確認しておきましょう。

空港での両替は日本語でわかりやすく、信用度も非常に高いですが、両替レートは現地の方が良いことが大半です。またフィリピン留学時には、到着翌日にオリエンテーションにて各語学学校がショッピングモールなどにお連れしますので、その際に現地の両替機関を紹介され、利用することができます。それまで現地通貨がないので、不便、不安に思われる方は幾分か日本の空港にて両替しておくと良いでしょう。ただ、大半の語学学校が到着時から翌日のオリエンテーションまで外出できないケースもあり、食事などは学校で提供されるので、原則的には両替自体は不要です。

フィリピンの空港で両替する。

フィリピン到着後の空港での両替も可能です。但し、到着時間が夜中や早朝の場合に両替所が閉まっていることもあるので、注意しておきましょう。両替レートは日本の空港と比較して大差はありませんが、フィリピン国内の両替所と比較すると少し割高のイメージがあります。特段、フィリピンの空港で両替を行うメリットはそれほどありません。

フィリピンの街中のモールや両替所で両替する。

フィリピンへの留学生がフィリピンでの両替で最も利用されるのがショッピングモールや街中の両替所です。両替レートは国内外の空港などと比較すれば、良いレートで両替をしてくれますのでおすすめです。ショッピングモールの両替所では、パスポートが必要なケースがありますので、事前に語学学校のスタッフに確認しておきましょう。街中の両替所は最もレートの良い両替所ではありますが、畳1畳分くらいの大きさのショップで、スタッフの英語力も少し低い傾向にありますので、注意しましょう。悪徳な両替所は多くは存在してませんが、両替所付近はスリなどが起こりやすい場所ですので、両替所から出た周辺はしっかり危機管理をしましょう。

長期の留学の方も大金を一気に両替するのではなく、必要な分を必要な時期にすることで万が一の際も被害を最小化できるので、参考にしてください。

クレジットカードやVISAデビッドカードでATMキャッシング

両替所を利用しなくても、フィリピンペソを手に入れる方法があります。VISAかMasterのクレジットカードをお持ちの方で、キャッシング枠を契約されておられましたら、街中にあるATMでキャッシングによって、フィリピンペソの引き出しが可能です。

こちらを利用される場合には、渡航前にキャッシング枠の契約の有無と手数料について必ず確認してください。また、VISAデビッドカードをお持ちの場合も、クレジットカード同様、ATMで日本の預金口座より引き出すようにユーロの引き出しが可能です。便利ではありますが、手数料もかかるのでご心配の方は予め関係会社にお問い合わせください

クレジットカードでの支払いはできる?

フィリピンは以前からキャッシュ文化が根強く、コンビニを始め、ファストフード店、カフェ、レストラン、スーパーマーケットなどでもキャッシュ利用が目立ちます。2020年のコロナパンデミック以降、クレジットカードやキャッシュレスアプリなどの利用が増加し、キャッシュレス化が進行しています。

セブンイレブンなどのコンビニエンスストアチェーン店、ショッピングモール、カフェ、レストランなどでキャッシュレスアプリやクレジットカードの利用が可能になっていますが、カード決済などに対応していないお店も未だ数多くありますので、入店前に確認が必要です。

~クレジットカードを利用する際の注意点~

カード決済に対応していないお店もありますので、入店前に必ず確認するか、同時に現金を持って歩きましょう。決済時はPINコードの入力を求められる事もあります。 決済後はレシートを必ずチェックするように心掛けましょう。 ミスにより二重請求等されてる事が稀にあります。 クレジットカードで決済した後はレシートを確認し金額が合ってるか確かめましょう。

キャッシュレスアプリについて

フィリピンでも多様なキャッシュレスアプリが利用されています。そのうち、語学留学性が利用できるアプリを紹介しておきます。

G Cash(ジーキャッシュ)

フィリピンで最も普及しているキャッシュレスアプリで、G Cashはフィリピンの通信キャリアであるglobe(グローブ)が提供しているサービスです。G Cashは日本のPaypayと同様のQRコード決済で、レストランやカフェ、ショッピングモールなどでの決済に利用できる他、G Cash同士であれば、互いに送金をすることも可能です。

現状はクレジットカードの登録はできず、セブンイレブンでの現金での入金、もしくはPaypalアカウントとの紐付けで利用が可能です。Paypalアカウントの場合、為替の影響や送金の手数料が必要になったり、チャージ方法が複雑です。

一番簡単にチャージできるのが、コンビニエンスストアやスーパーにあるG Cash専用端末や、セブンイレブン端末での現金チャージによる入金方法です。

Grab Pay(グラブペイ)

Grab Payは東南アジアを中心に出前、宅配デリバリーサービスや配車サービスを展開しているGrabブランドのキャッシュレスアプリです。フィリピンでもGrabアプリで、宅配デリバリーサービス、タクシーの配車サービス、キャッシュレスアプリとして多様なサービスを受けることができます。クレジットカードとの紐付けも可能ですので、G Cashと比較すれば利用障壁の低いキャッシュレスアプリです。原則としては、クレジットカードによるトップアップ(チャージ)方式ですので、チャージした分を決済に利用できます。

G Cashと比較すると、利用できるショップなどが少し少ない点がありますが、宅配や配車サービスでも利用できるので、余ったチャージ金額を無駄にすることもありません。

フィリピンの物価について

フィリピンの物価は日本に比べると1/3程度で非常に安いと思われがちですが、モノによって物価のバランスが違いますのでご注意下さい。1/10の値段で購入できるモノもあれば、逆に1.5倍程度するモノもあります。原則として生活必需品となる食料品や雑貨などは日本より断然に安く購入が可能ですが、富裕層や外国人向けのレストランやホテル、アクティビティ、嗜好品などのコストは逆に日本より高いケースが多くなりますので、物価が安いからといって贅沢してしまうと思いがけない金額の出費に繋がってしまうので、くれぐれも注意しましょう。

交通

・タクシー初乗り 40ペソ〜
・Gran Taxi(配車アプリ) 初乗り 30ペソ〜
・ジプニー初乗り 9ペソ〜
・トライシクル 10ペソ〜50ペソ
・電車(マニラのみ)14ペソ〜

※物価の値段はその日のレートによって多少変動しますので、目安としてお考え下さい
※2022年10月現在

食事やカフェ

・マクドナルド ビッグマックセット 186ペソ(約470円)・ロー
・スターバックス アメリカーノ(Tall Size) 140ペソ(約350円)
・日系ラーメン屋 ラーメン 約450ペソ(約1,125円)
・日本食定食(日本人経営) 約300ペソ~400ペソ(約750〜1,000円)
・ローカルレストラン 約100〜200ペソ(約250〜500円)

※物価の値段はその日のレートによって多少変動しますので、目安としてお考え下さい
※2022年10月現在

日用品や飲料水

・ガソリン 1L 約75ペソ(約113円)
・トイレットペーパー4ロール 約100ペソ(約250円)
・シャンプー1本 約150ペソ(約375円)
・カップ麺(ローカル産)約30ペソ(約75円)
・タバコ 約60ペソ(約150円)
・水 500 ml 約20ペソ(約50円)
・コーラ1.5L 約48ペソ(約120円)
・ポカリスウェット 500ml 約40ペソ(約100円)
・缶ビール 330ml 約45ペソ(約120円)

※物価の値段はその日のレートによって多少変動しますので、目安としてお考え下さい
※2022年10月現在